セリューってこんな猫


セリューはノルウェジアンフォレストキャットという長ったらしい種類の猫です。
しかも、ペットとしてはまだ普及していないらしく
あまり知られていません。
でも、私にとっては、昔からあこがれの猫でした。
そんなセリューという猫についてです。
セリューだけっていう感じかもしれないけれど
もしかしたら、ノルウェジアンってこんな猫かもしれないので
飼っている方、これから飼おうとされている方
また飼っていなくても楽しんでくださったり参考にしてくださったら幸いです。


これは、現在の状況なのでちょこちょこ更新していくかもしれないです。
種類 ノルウェジアン・フォレスト・キャット
(ノルウェイの森の猫)
名前 セリュー(はけたれいこ作のゲーム「Light Fantasy」の
中のキャラクター名)
性別 男の子(でも今はタマナシちゃん)
誕生日 2001年3月21日
うちに来た日 2001年5月7日
まわりが金で中が緑
(個別で色が変わります。これはセリューの色)
ブラウンマッカレルタビー
1本の毛が1色のしましまと
1本の毛自体がしましまになっている。
口・首・手&足先・しっぽの内側は白。
おなかは縞模様から、規則正しい点々へ。
ブラウンだけれど、シルバーっぽい色もある。
しっぽはどちらかというとシルバーみたいな感じ。
幼い頃は、全身シルバーしましまだった。
大きくなるにつれ、茶色が出現。
(個別で色が変わります。これはセリューの色)
にくきゅう どの手足の裏にも、黒豆スポットあり。
付属 マイクロチップ
病院歴 虫(購入時、すでにいた。健康診断で判明)
噛み傷(野良猫が網戸を開けて進入し、ケンカ。
この時、セリュー4ヶ月)
目の白濁2回(どこかにぶつけた)
膀胱炎&尿結石
  

毛ってどんな感じ?

本で見るノルウェジアンは、本当にすばらしい感じです。
でも、セリューの小さい頃、これが本当にノルウェジアン?
と思うような毛の短さでした。もちろん、短毛種とは違いますが
本当に、本のように成長するのかと思っていました。
成長するに従って、頬や首のあたりからのび始め、
今ではタヌキのようです。

毛質は3種類あり、顔・腕・足は短めで柔らかい直毛。
その他は、中側が羊のように細かく縮れて保温性バツグン(笑)
表面に、長くかための直毛があります。

クシでとかすと、油脂が固まりつきます。
耳の後ろは、油の分泌が多いようで、しとっとしています。

保温性バツグンの毛は、細かく縮れていることも相まって
あっという間に毛玉になります。
本当に、あっという間に、ボロボロと。
毎日のブラッシングはかかせません。

このみごとな毛は、夏にはとてもつらい様子。
夏には毛刈りが必要かもしれません。
皮膚炎や熱中症の原因にもなりかねないからです。

全身、油っぽいので
(さわって油でべたべたするという感じではありません)
少々の水は毛がはじき、体をコロコロと転がって、
皮膚にはつきません。
そのせいか、水遊びが非常に好きです。
少々ならはじきますが、
それを越えると、ぬれることは、ぬれます。

びしょびしょのまますりよってきたり、
クッションにあがったりしますので、
ぬれて困るものにはご注意(笑)
しかも、少しはぬれているところをなめますが、
ほとんど自然乾燥にまかせている感じです。
足の裏はぞうきんの臭い…(笑)

体としっぽの毛は長く、特に顔のまわりとしっぽはスゴイです。
しっぽは、身が長くしっかりしているので、
そこに長い毛がつくと、そりゃもう、みごととしか言えないくらい
ぶっといしっぽになります。

顔のまわりは、「ライオン」状態(笑)。ご飯の後なめるのですが
なめてもなめてもその毛が舌より長いので、
上を向きすぎて後ろに転んだり、立ち上がったり、
毛をちゃくちゃく食べてしまったり。
また、余談ですが、幼い頃は、顔を洗いながら自分のひげを
食べたり折ったりもしていました(笑)

おしりにも、羊のような長い毛があります。
うんちの後、すぐになめることをしないので
毛にうんちがくっついたままあちこち走り回り、
ひょんなところに落とし物(笑)。
うんちといえば、幼い頃はトイレに間に合わず
部屋に一粒のこしうんちもしたりしました(爆)。

顔自体の毛はそれ程長くないです。
短毛種とそれ程変わりないかもしれません。
耳毛はホサホサって感じに生えています。
耳の先にも、つまんだような少し長い毛があります。

腕・足の毛は短めの柔らかいハンパ毛(笑)。
長めの(セリューの場合)白い差し毛がたくさんあります。

指の間には、かなり長い毛があります。
これは、幼い頃からしっかりと長く存在します。
寒い屋外でも平気で歩けるように保護されているような
感じですが、
この現代の室内フローリングは苦手かも(笑)
通常、にくきゅうが滑り止めになったりするのですが
この長い毛によって踏ん張れず、つるつると滑ります。
小さい頃は、転んでおしりで滑ってたり(笑)
大きくなると爪の力が強くなるので、踏ん張れないと
爪を出し、そのせいでフローリングは傷だらけ。
畳だったらあっというまにボロボロです。

夏になり、毛刈りもしてみました。
外側の比較的かたい毛が刈られたことにより
手触りが妙に気持ちよくなりました(笑)

それから、抜け毛は長毛種ということなので
かなり、本当に、マジで多いです。
カーペットを敷いていると、毎日夜になると
猫の毛色で覆われます。
夏は扇風機やクーラーなど、風に関するところは
ものすごい毛だらけになりますので
対策が必要かもしれません。


遊びってどんな感じ?

一旦遊び始めると、超激しいです。
走り回り、駆け上がり、それこそハァハァと息切れするぐらい。
おいかけっこや、かくれんぼおいかけっこ、大好きです。
いろんなおもちゃに興味を示します。
クッションの陰などにわざと隠して動かすと効果絶大(笑)
これは、今までセリューが遊んだおもちゃたちです。

・がちゃがちゃ(クレーンゲーム)の小さいぬいぐるみ
・トイレットペーパーの芯(端を切って開きます)
・紙を丸めたもの(中に小さい鈴入り)
・紙を丸めたもの(鈴なし)
・ティッシュペーパーの箱(ビニールはとっておきます)
・靴下を丸めたもの
・猫つりおもちゃ
・リボン&ひも
・羽
・ネズミのおもちゃ
・アルミホイルを丸めたもの
(チープなものばっか(笑))

狩りへの欲求が強い猫なのかもしれません。
人が遊んであげなくても、自分でおもちゃにじゃれ、
蹴ったりかみついたり、飛びつくわ走り回るわ
激しく遊びます。


水遊びも大好きです。
水が流れるさまに飛びついて遊びます。
おけにくんである水に手を突っ込んでじゃぶじゃぶさせたり
洗面所に行くと、風呂場へ近づき
水を出してくれるのを待ちます。
人が風呂に入ろうとするときも、自分も入ってきて
シャワーの水で遊んだりします。


虫も好きです(笑)
ゴキはもちろんお友達のひとり(?)ではありますが(笑)
外に大発生するショウリョウバッタやシジミチョウも
大事なお友達のひとりです(笑)
たまにトンボやモンシロチョウやアゲハチョウを
私がお友達に連れてくることもありますが
それは私のお友達でもあるので、ある程度セリューと
遊んだ後は、お帰りになっていただきます(笑)
(すごい表現の仕方(笑))


ご飯ってどんな感じ?

現在は療法食ですが、比較的に何でもよく食べます。
これは幼い頃、6ヶ月までにいろんな味に慣れさせておくと
その後も何でも食べるようになるらしいので
いろんなものをあげていました。
(もちろん猫の食べられるものの範囲で(笑))
そのおかげか元からの性分なのかわかりませんが
本当になんでもパクパクよく食べます。
缶詰でも、カリカリでも。

今、メインに食べさせているのは療法食ですが
うちでは、カリカリも缶詰も、自然フードにしています。
ちょっと大食らいかなーというぐらいよく食べるので
おデブちゃんにならないように注意せねば(笑)

おやつは他の猫と同じように、煮干しやささみ、のり…
好きですね。大量にはあげられませんし、現在は
療法食なのでダメダメですが(笑)
あと、セリューが好きなものや食べるものは
チーズ・ヨーグルト・バターなどの乳製品。
マヨネーズも好きみたいです。
(マヨネーズは油の固まりだもんね(笑))
ごはん・そうめん・豆腐・納豆・さしみ・トマト…
ビール・麦茶…スイカやブドウは大好きかも。
もちろん、猫に味付けしたものは厳禁だと思っているので
上記の一部のものをあげるときは本当に1滴1かけ程度です。
有事の際に好き嫌いがあったらかわいそうなので
食べれるものと認識してくれる味の範囲を
増やしているという感じです。

猫用おやつの袋が固めのビニールだったせいか
似たような袋をカサカサさせると飛んできます(笑)

猫草も大好きです。
草を育てておくと、あっという間に食べ尽くすかも(笑)
草を食べるというのは、胸焼けがする状態もあると
聞きますので、少し心配していますが
長毛をなめて飲み込んで、それを排出するためには
少々多めの繊維が必要なのかな、とか
何か稲科の植物を摂取することによるビタミン補給が
この猫に必要なのかなとも思っています。
私が外に出たとき、意識して柔らかい猫草を摘んでおみやげに
したりしています(笑)

これはご飯とは違ってるし余談なのですが、
羽で遊ばせていると
ほとんどと言っていいほど、羽を食べてしまいます。
全部食べるときと、残すときとあります。
耳かきのさきっぽについている感じの
ほわほわ毛は食べることが多いみたいです。
羽ペンに使うような大きい羽は食べないし遊ばないです。


性格ってどんな感じ?

一言でいうと、変なヤツ(笑)
小さい頃は犬かと思うほどの元気さで飛び回ります。
息が切れてもまだ遊ぶといった感じ。

大きくなるにつれて、変なヤツ全開になってきました(笑)
普段は、だっこされるのはイヤ!ってな感じなのですが
たまーに、べろべろに甘ったれになったりします。
こちらが遊びやおやつ以外でかまっても
あまり興味を持ってくれないのですが
ふと見ると、大体半径1m以内にいるといった感じ。

でもこれも、本当に心を許したパートナーだけ。
外から遊びに来た人は、大きくてタヌキのような
猫に興味を持つのですが、セリューはどんな人が来たのか
ちらっと見に来るだけで、それ以外は寄りつきません。
訪問者がおやつを持っていると、ちょろっと来たりもしますが
野良暮らしのようにくわえていって他で食べたり。
私がだっこしてセリューをさわらせてあげようとするものなら
耳を伏せて、しっぽをふくらませていやがります(笑)
「外の人」に関してはかなり警戒するようです。

そのかわり、先に書いたように、パートナーとは
すごく深い絆ができるようです。
呼んだら、どこにいてもすっ飛んできます。
ふと見ると、側にいる。
そして、じっと私を見つめている。
部屋を移動すると、ついてくる。そしてまた見つめる。
人によっては監視されててイヤ!
という考えの方もいるかもしれないですが
私はそうは思いません。
この猫は、素直な愛情表現が下手なのでしょう。
自分が心を許したパートナーの側にいたいんです。

スリスリもありますし、
(何故か足の間を通り抜けるのが好きな様です(笑))
ご飯を食べるとき、なでてて欲しいと目で訴えます。

たまーに膝の上に乗ってきたりする事もありますが
膝の上に乗ってくるのはマレです。
しかも、乗りたいんだけど、どうしよう…なんて
行動も見受けられたりします。
…かわいいぞ(笑)

パートナーの言うことは、結構、守ってくれます。

押さえつけられると、抵抗しません。
隙を見て逃げ出そうとはしますが
再び押さえつけられると抵抗しなくなります。
なので猫が嫌がる爪切りなどはしやすいかもしれないです。
これは従順というよりも、もしかしたら
人の心をよくわかる猫なのかもしれません。

ふみふみも、夏冬問わず、好みの柔らかさのあるものならします。
ただ、人の体に対してはしません。
タオルや柔らかいクッション、毛布、布団など。
続けていると、だんだん
ただのふみふみだけでなく、耳をふせておっぱいのみの
ちゅぱちゅぱ体制になったり(笑)
瞬膜全開のゴロゴロ状態です。
最初の頃はこの姿を見られるとふっと逃げましたが
最近はそのまま続けています。

そういった姿をみると、本当に、素直でない甘ったれ。
寝ているようでも、耳はパートナーの方を向いていたり。

体をなでられるのは、好きなときとそうでないときがあるようです。
そうでないときは手足で蹴ってきます(笑)
好きなときは、なでているうちに自分からも
「ここなでれ」と体を動かしてきます。
猫がなで好きなアゴの下や耳の後ろもそうですが
頭もガリゴリなでられるのが好きです。
しっぽの付けねも、なでるとしっぽがあがってきます(笑)


鳴き声ってどんな感じ?

ほとんど、泣きません。
発情期には、普段押さえている分、激しく鳴くと聞きますが
セリューは最初の発情前に去勢したのでわかりません。

普段は、のどの奥で鈴を転がすように
「うるる?」「うるにゃ」「にゃお…」
大きな体に似合わず、か細い声で鳴きます。
まわりがうるさかったり、他のことに集中していると
はっきりいってわかりません(爆)
隣人が気になるお住まいでは
一緒にいやすい猫かもしれません(笑)

でも、普段とは違う車の中などでは
声を出して鳴きます。
私は、獣医さんに連れて行くぐらいしか
車に乗せませんので、病気の心配も相まって
さらにドキドキしてしまったり(笑)
運転には注意しましょうねー(笑)

大きな声で鳴かない分、目やしぐさで訴えるようです。


頭の中身はどんな感じ?

これは私の猫バカも多大に含まれるとは思いますが(爆)
かなり賢い方だと思います。

トイレや爪とぎも、この場所で、と、すぐに覚えます。
壁や柱で爪とぎしないように教えると、所定の場所でしかしません。
でも、セリューの場合は、最初の爪とぎが段ボールだったので
(市販している段ボールを重ねた爪とぎ)
放置してある段ボール箱のかどっこには、爪とぎします。

「ダメ」「いいよ」はしっかり理解してくれます。

「ちょうだい」も覚えました。
最初は「お手」のつもりだったのですが、私が「ちょうだい」という
言葉を発するので、「ちょうだい」と覚えたようです(笑)
欲しいものがあると、鳴かずに「ちょうだい」をします。

テーブルやお膳の上に置かれている人間の食べ物には、
手を出しません。
手を出すなと教えたからです。

なので、テーブルの上でいいにおいがしたりすると
すすっと寄ってきて、膝の上に手をぽふ。と置きます。
これが、セリューの「ちょうだい」です。
しかも、「くれよ!」という感じではなく、おずおずと、まるで
「あの…、それ、欲しいんですけれど…」といった様子。
大胆におもちゃで遊んだり、ひっくりがえって寝ている姿からは
想像できません(笑)。
おやつなどの時にも、もっと欲しいとき「ちょうだい」をします。
でも、人間側が「もうダメ」「もうないよ」と手を出すと
たとえ欲しくても、もう「ちょうだい」はしません。

名前を呼ばれるとすっとんでくると前にも書きましたが
逆に猫側が「こっちにきて欲しいとき」は
少し進んでは振り返り、と道案内もします。

人間の習慣もすぐ覚えるようで、ここでこれをしたらこうする。
と、わかっているように先回りをしたりします。
おもちゃを持ってきたら投げてくれるというのも、すぐ覚えました。
外から帰ってくると、玄関まですっとんできて
おみやげを催促したり(笑)。

このときは珍しく、鳴いて催促したります(笑)

人間側の気持ちも理解するようです。
人間が泣いていたりすると、
それまで遊んでいてもすり寄って慰めにきます。

同じように怒っていても、
まあまあと、すり寄ってなだめます。


人間側の都合で何かしなくてはいけないとき、
人間語を理解しているかはわかりませんが、
言葉で説明しても、わかっているような感じがします。

あまりおしゃべりな猫ではありませんが、
人間とのコミュニケーションはちゃんとできる猫です。


体はどんな感じ?

ノルウェジアンは、中大猫に属します。
生まれてから体の大きさが固定するまで3年と言われています。
2002年8月(1才5ヶ月)体重は6.6kgあります。
2003年3月(2才)7kg越えました。


しっぽも含めて、足もかなりぶっといです。
かといって、脂肪でふにゃふにゃというわけではなく
ぶっとい中にきっちり筋肉が詰まっています。
なので、運動能力も、力も、かなり強いです。

体にも、もちろん、きっちりと筋肉がついています。
その上に長毛が重なりますので、
見た目はかなりの巨大猫です。


教えた壁や柱への爪とぎはしませんが、登ろうとするときに
爪を出した状態で蹴りますので、(落ちそうになるとさらに強く)
爪とぎしないから壁や柱は大丈夫ということにはならないようです。
(これは、セリューに限らず、猫全般に言えると思います)

元々が寒い地方の血統なので、
脂肪は付きやすい方だと思います。

しかも食欲旺盛でなんでもパクパク食べますので
本当に、おデブさんにならないように注意です(笑)