★セリュー日記 ’03 5・6月★

 


●2002年5・6月

・「はやいものだ」

 セリューがうちに来てから早2年。
 なんだか、もう、ずっと前から一緒に暮らしているような気がする。
 最初の頃は、何をするにもセリュー中心だったような…。
 いつでもセリューが目の端にいた感じだった。

 今でも図体のデカイセリューはどこか目の端にはいったりするけれど
 セリューのためにあれしなくちゃこれしなくちゃと
 気負うことがなくなった。

 抜け毛や砂散らかしなどに文句を言い、
 かわしいしぐさや甘える姿に心和ませる。

 最初の頃は、外に出られなくてかわいそうと思っていた。
 外に出ることによっての危険や他に及ぼす被害などを考えて
 完全室内にしたつもりだったが、完全室内飼いでなければ
 絶対にわからない楽しさもある。

 猫がかわいそうだから…とよく聞くが
 ある程度の広さと高さがあれば、猫自身は自分のことをかわいそうだと思わないだろう。
 家の中で追うゴキブリ。人が外から持ってくる草や昆虫。
 猫釣りやネズミのおもちゃや靴下…
 獲物にはことかかないだろうし。

 何より、魂の結びつきが、今の方が強い気がする。
 前の猫は中外自由だった。
 私の膝にのって寝たり、甘えたりじゃれたりといろいろ楽しかったが
 やはり、心の距離が違う気がするのだ。
 前の猫が「魂の溶け合う同士」なら、
 今回は溶けちゃって混ざってみーんな一緒くたになっている感じ。
 猫バカってのも含まれると思うし
 個々の猫の性格ってものあると思うけれど
 なんか、違う。やっぱり、違う。

 近所で、私が猫と一緒に暮らしてて
 完全室内飼いだと話をすると
 「若いのにちゃんとしているのね」
 という言葉をいただく。

 (若く見えるだけで、本当に若いかは謎(笑))

 散歩中の糞を片づけなかったり
 ノーリードで公園を走り回らせる犬の飼い主もいる。
 猫ならばさらに糞尿はそのまま&迷惑行動をしているかもしれない。
  (現にうちは外を自由に闊歩する猫に網戸を開けられて、
  まだ幼児期のセリューにケンカを売られた事がある。
  今でも思い出すとムチャムチャ悔しくて、見つけたら、
  ご飯あげしている人をつるし上げにしてやると思っている)
 車にひかれてしまうかもしれない。心ない人間にいじめられるかもしれない。

 しかし、そういったことだけではなく
 完全室内でなければわからない醍醐味も絶対あるのだ。

 世の中の皆さん。
 野原の一軒家とかでなければ、中外自由飼いの猫は
 ご近所にご迷惑をかけていたりするんですよ。
 危険もいっぱいなのですよ。
 だから、完全室内にしましょうよ。
 人間同士とはまた違う、魂の結びつきを体験できますよ。







・「しぱしぱしぱっ」

 TVを見ながらの夕飯が終わって、
 さぁーてと、仕事に戻るか。

 この雰囲気をセリューが察するのか、
 それともセリューの活動時間に入ったのか(夜も遅いし(笑))
 私が立って行動すると、セリューが攻撃態勢に入る。

 体をビヨンと曲げ、耳を伏せ、ヒゲをピンピンにして斜め横っ飛び。
 時間があるときは、そのまま、狭い部屋内を少し追いかけっこするが、
 その日はもう、仕事が詰まっていたので
 「ほれほれ、もう、仕事にいくぞー」と言いながら私は動き出した。

 ババッと走ってきて、セリューが私に飛びつこうとしたらしい。
 いつもなら、私が動くことを想定して、飛びつくまねをするセリューなのだが
 その時は、マジで飛びつこうとした様子。
 しかし、私が動く方が早かったのだ。

 振り返ると、私にかけようとしていた前足が
 しぱしぱしぱっと空中をかいている。
 バランスを崩しているのだ。
 お腹から落ちそうになって、あわてて側の棚に前足を置いていた。

 セリュー、瞳孔全開&しっぽふくらみ状態(笑)

 「ななな、なにするんだよー!(ドキドキドキドキ)」

 と、私の方をいさめる目で見つめるセリュー。
 当の私は、あまりにもなおマヌケ&かわいいしぐさに
 大笑いしてしまった。

 …傷ついたらしい(笑)

 ちょっろっと前足をなめてから、ぷいっときびすを返して
 部屋から出ていってしまった。

 しばらく、おもしろさの余韻に浸って笑っている私。
 (すみません、ご近所の方。笑い声がうるさかったと思います(爆))

 後からセリューを探すと、何も無かったかのように
 毛繕いをし、通り過ぎる私をいつもと同じ目で見る。

 毛繕いをしてその場をごまかしているうちに、
 マジで忘れてしまったのだろうか。
 また笑われるかもしれないけれど
 「ま、いっか」
 とでも思っているのだろうか。

 人間だったら、恥ずかしくてドキドキして、再び笑われたりつつかれれたら、
 ヘタしたらすねてしまう状況。
 猫って強いモンだ。
 思考がラテン系? 超前向き?

 まあ、時には困るときもあるかもしれないけれど
 こういう思考回路は、人間は、猫をお手本にした方が
 落ち込むことが少なくていいかもしれない(笑)

 それにしても、本当におもしろかったー(笑)
 うーん。なごむー?(笑)






・「…ついに来ましたこの季節」

 だんだんと、蒸し暑くなってきた。
 今年は、「夏」自体は涼しかったけれど「梅雨」はムシムシだった。
 しかも、お日様が出る日は、やっぱり暑い。

 そろそろ、セリューが走り回った後に
 「ハヒハヒ」と口を開けるようになってきた。
 暑いのだ。
 あの毛じゃねー(笑)

 今年も、毛刈りをしてあげなくてはいけない。

 去年は、ダブルコートの長い方だけしか刈れなかったが
 今年は、もう少し、刈りたい。

 でも、全部を一気にバリカンでやることを考えると、ちょっと怖い。
 まだ、慣れていないしね。

 なので、最初は、長い毛をはさみでチョキチョキ切ることにした。

 刈った毛用のビニール袋とはさみとクシとバリカンとを用意して
 洗面所を閉めきる。逃げられないように。

 動かないように押さえ込んで、はさみでチョキチョキチョキチョキ…
 これでも、かなりの毛が出る。
 というのも、バリカンが怖いので、なるべく、慣れたはさみで切っておこうと思ったのだ。
 (はさみは、しょっちゅう毛玉を切るのでかなり慣れているのだ(笑))

 胴体しか刈らないが、かなりの重労働。
 窓も閉め切っているので、とにかく暑い。

 はさみでの作業の後、バリカン。
 セリューは、バリカンの「ブーン」という音が気になってイヤらしい。
 ふたたび逃げようとするが、押さえ込んで刈り続ける。
 時たま、「ニャー」という声。
 う。やばっ。肉まで刈っちゃいないだろうな。
 確認したが、大丈夫だ。ドキドキしながら続ける。

 なんとか、胴体の一番暑い部分を刈り終えた。
 とはいっても、ヘアレスキャットみたいに短くなったわけではなく
 2cmぐらい残っている状態。
 それでも、刈った毛は超大漁だ。

 そのまま、風呂場へ行く。
 風呂場の入り口も閉めて、今度はシャンプーだ。

 セリューはバリカンの音もイヤなら、勢いのいいシャワーの音もイヤ。
 でも、私もかなり疲れている状態なので、音に気をかけてあげられる余裕はない。
 それでも、あまりうるさくないように、体をぬらす。

 セリューは、押さえられているとだまって我慢するが
 虎視眈々と、逃げる機会を狙っている猫だ。

 たまにビョッと走ったりもするが、狭い風呂場。逃げ場はない。
 シャンプーを手に取り、ゴシゴシと洗う。

 毛がぺしょっとなると、セリューは細い(笑)
 マジで、どこの猫? 本当に、君はうちのセリューかい?
 耳と目がかなりでっかく見えて、しっぽが体の割にぶっとい。足もぶっとい。
 (この写真は、セリュー写真で)

 お前、本当は細かったんだねー。着ぶくれしてたのか?
 私もそうなりたいぜ。とか言いながら、洗う洗う。

 そして、流す。シャンプーが残っているといけないのでよーく流す。

 それから、リンスだ。
 洗面器のお湯に、リンスを溶かした。

 このシャンプーリンスは、初めてつかうものだった。
 シャンプーは、ほとんど匂いがしないが、リンスがすごい。
 白檀というか、もっこうというか、おばば様の好きそうな匂いというか…。
 私はおばば様ではないが、そんなにこの香り自体はきらいじゃないけれど
 すっごく、強いんだよね。輸入モンだからか? 私の鼻がクラクラするぐらいだから
 セリューもつらいかもしれない。
 しかし、リンスをしないと、セリューの毛はゴワゴワになってしまって
 後々大変な事になるだろうと思っている。
 しかたないので、とかしたリンスをセリューにつける。
 確かに、手触りがとっても良くなった。
 リンスも流す。流した後もやっぱりかなり匂う。

 とりあえず全部キレイにあらって、今度はタオルだ。

 風呂場の入り口を開けたとたんに、ダッシュするセリュー。
 しかし、洗面所も閉めきっているので、どこにも行けない。
 タオルで背中からがしっとつかみ、ゴシゴシふいていく。
 これで、5枚はタオルをつかう。

 タオルでたれるしずくをふきとったら、今度はドライヤー。
 これまた、セリューは大嫌い。
 おさえこんで、ガーガーかける。
 なんとか、お腹方面が少しかわいたので、今度は背中。

 汗まみれの私。
 せっかく洗ったセリューに、私の汗がついちゃうかも…と思うが
 そんなことに気をつかってられない。
 汗をかいたところに、セリューの毛がペタペタはりつく。
 はりついたまま、流れ落ちる汗。
 セリューも暑くて苦しいだろうが、私も苦しいのだー。

 しっぽや頬毛、足は、少しくらいぬれててもいいやー。と
 部屋へのドアを開ける。
 ダッシュで逃げて、手の届かないところへ行き、ぬれたところを一生懸命なめるセリュー。

 私はシャワーと汗でベロベロになった衣類を脱ぎ捨て、
 ビショビショになった床を拭いて、それごと全部洗濯機。
 刈った毛はぎゅっと袋にひとまとめ。
 はさみやバリカンをしまうのは、あとでもいいや。
 とにかく、私もシャワーをあびようー!

 風呂場にも、セリューの抜け毛がスゴイ。
 それを掃除しながら、やっとシャワーにありつく私。

 出た後、達成感と疲労でヘロヘロになる。
 冷たい麦茶を飲んで、一息。バリカンの手入れは後にしようー。
 セリューはせわしなく体をなめている。
 最強にした扇風機の風が、リンスの匂いを運んでくる。

 ああ、疲れたー。






・「チリチリチリ」

 毛刈りの終わったセリューは、かなりご機嫌だ。
 走り回ってもハヒハヒしないし、食欲も増す。
 今までは毛で(?)狭かった細い通路もなんなく通れる。
 いつも以上にもっと遊べーなでれーと催促される。

 ふと、常々思っている事がある。
 セリューは首というか、頬というか、そのあたりに
 マフラーのように長毛がなびいている。
 ノルウェジアンの特徴でもあるのだが、
 そこらへんの毛があまりにも密集&長いので
 首輪をすると、苦しそうなのだ。

 まだマフラーが伸びきっていない頃は、もちろん首輪をしていた。
 首輪をするのは、人と暮らしている猫の証拠。
 もし、万が一外に飛び出して行方不明になったとしても
 首輪にかかれている電話番号が決め手になる。
 完全室内だったとしても、迷った時のことを考えると、
 首輪をしておいた方が私はいいと思う。
 まあ、外に出ちゃった時に、何かの拍子で首輪がはずれたとしても
 セリューには、マイクロチップも入っているしと思っている。
 マイクロチップについては、賛否両論あるし
 まだ普及していないってのもあるけれど
 万が一の、見つけだす最後の手段になるであろうと私は思っている。
 なので、本当はずっと首輪をしていたかったのだが
 あまりにもの毛なので、苦しそうなのだ。
 もちろん、首輪をしてても、毛で見えない(笑)。
 見えないことはおいといて、苦しそうなのがかわいそうだった。

 しかし、毛刈りをしたので、だいぶ首のあたりが楽そうだ。
 これなら、首輪ができる。

 セリュー箱(まだ開けていないカリカリや、
 今は使っていないおもちゃなどが入っている。
 箱に入れておかないとセリューにイタズラされるからだ)
 を取り出し、その中からピンクの首輪を出す。

 蛍光色のようなピンクに、魚の骨模様が入っているもの。
 鈴がついていたが、色が気に入らなかったので付け替えた。

 セリューをなでながら、首輪の長さを調節し、装着。
 
 ひさびさの首輪だったので、嫌がるかなぁと心配していた。
 (いやな時は、後ろ足でカカカカッと首輪付近をかき、「これ、イヤ」をくり返すのだ)

 以外に、「あ、そ。これつけるのね」と平然状態。
 小さい頃は、リボンだったけれど、首輪に慣れさせておいたからよかったのかな。
 拍子抜けするくらいに首輪を受け入れてくれた。
 これで、一安心。

 さて、この首輪には、取り付け変えた鈴がついている。
 猫は耳のいい動物なんだから、首輪の鈴なんてうるさくてしかたないだろう、
 かわいそうだということで、つけない人もいるらしい。
 でも、特に完全室内の場合、「猫がどこにいるか」は重要だと私は思う。
 押入とか狭いところに入っちゃったりとかなんてことは全然気にしないが
 人の足下をスリスリゴロゴロする、猫という動物。
 知らない間に側に来て寝ころんでいる、猫という習性。
 あやまって踏んでしまう事が一番怖い。
 (私のような、がさつで、パワーと体重のある方は特にご注意(笑))
 鈴があれば、他の事をしていて猫に注意がいっていなくとも音でわかる。
 セリューのように首輪自体は見えなくとも
 鈴の音で、遠くからでもどこかの猫だとわかるだろう。
 でっかくてガランガランと羊がつけるような鈴じゃないし
 猫自身が、うるさいと感じたら、おとなしくしてればすむことだし
 24時間鳴り続けているワケではないので、私はあってもいいと思う。

 ドアの向こうから、鈴の音が聞こえる。
 ビョッと飛ぶ音も聞こえたので、欄干にあがったのだろう。

 セリューが近くにいるぞ。
 ふふん。何をしているのかな?

 ドアを開けたら、セリュー、洗濯物の中から靴下獲物を引っ張り出したところだった。
 洗って、干して、たたむ前のいっとき、欄干に洗濯物が置かれるのだ。
 もちろん、洗濯物は重なり合っていて、靴下だけすぐに取り出せる状況ではない。
 わざわざ、不安定な欄干の上で、洗濯物の中にもぐりこんでGETするのだ。

 自分に置き換えて考える。
 平均台の上で、山になった洗濯物の中から靴下だけを選り出す。
 …絶対無理だって(笑)
 特に私は、体のバランス感覚が、婦女子と思えないほど悪い。
 (ついでに前屈もムチャムチャできない(笑))
 学校の体育の授業の平均台なんて、惨たんたるもの。
 私にとって、平均台は、乗るものでなくて落ちるものだったのだ。

 そんなことを思い出しながら
 よくやるよー、とセリューを見たら、目があった。

 「やべ! 見つかった?!」

 目をまん丸に見開いて、せっかくくわえた靴下を放し、

 ズダダダダダダダダダダダ!!!!

 脱兎のように階段を駆け下りていく。

 別に悪いことしているワケじゃないのに、ヘンなヤツ〜。
 でも、おもしろいー。

 走る音と一緒に鈴の音が響いた。
 ちょっと満足。





・「…失敗(泣)」

 泌尿器系の病気になってから、水分を取らすことに気をつかう私。
 だぶだぶご飯は、ずぼらな私がずっと続いている方法だ。
 なかなかナイスだと思うので、猫の泌尿器疾患でお悩みの方には
 オススメの方法である。

 で、これを毎日続けていた。
 しかし、このご飯の固形物が残っている。
 たまに、汁ごと残っている時があるので
 いろんな缶詰を買ってきて、試してみる。
 もちろん、汁だけとはいえ、総合栄養食の。
 最近はレトルトパウチも多い。
 でも、総合ってなかなか無いんだよね。
 一般食と書かれていなかったので、総合かと思ってよーく見たら
 「副食」と書かれているものもある。
 もちろん、栄養表記も成分表記も全部見ているが
 購入しても、まったく口をつけてくれないものもあったりして、以外と大変だ。

 固形物を食べるとは言っても、全部平らげるわけではない。
 汁に味をとられてしまって、固形物はおいしくないのか?
 じゃ、少しでも水分を取って欲しいから、汁を増やしてみたらどうだろう。

 今までの器ではなくて、ちょっと大きめのものを用意し
 従来=固形物の2倍薄め
 から、
 今回=固形物の4倍以上薄め
 にしてみた。
 手に持つ器がいつもと違うことに気づくセリュー。
 「あれ? おいしいの、いつもと違う」
 匂いを嗅がせると、ご飯置き場に行った。
 しばらく匂いを嗅いで、座って飲み始めた。

 おっしゃー。オッケー!

 しかし、すぐに飲まなくなった。
 まあ、もう少ししたら、飲んじゃうだろうな、と思っていたが
 いつもだったら、固形物だけになっているのに
 いくら時間が経っても、汁ごとまったく残っている。
 確か、これはセリューが好んで汁を飲んでくれて
 固形物も、少しは食べている缶詰のものだ。

 こ、これは…
 「こんな薄いんじゃ、飲めたモンじゃないじゃん!」
 セリュー、無言の抵抗?!
 まあ、人間でも、カルピス薄めすぎるとまずいモンね…(泣)

 余談だけれど、私はカルピスはかなり薄めて飲みます。
 ふつうの濃さだと、ノドにケロケロ(痰のこと(爆))がたまって
 すんごく、やな感じなのです。
 でも、薄めすぎて何度失敗したことか…(泣)
 …余談終わり(爆)

 仕方なく、いつもの器。いつもの薄め具合に戻した。
 するとセリュー、
 「せっかくのおいしいのにもどったけど、ほんとうはちがうんじゃないの?」
 とでもいうかのように、かなり様子を見ている。
 でも、しばらくすると、前と同じように、一気に汁だけ先に飲み干してくれた。

 うーん。薄めすぎはダメダメねー(泣)

 話しは変わるけれど、薄めようのものに、缶詰だけじゃなくて
 レトルトパウチみたいなのも、いろいろ試している。

 実は、ナチュラルチョイスから出ているパウチものが
 缶詰の中身みたいなものかなと買ってみたら
 実は、固形物のソースふやかしで、かなりビックリした。
 これが、かなりセリューに不評。
 まったく口をつけずだったのだ。
 新作ってこともあったし、このサイズなら1回食べきりかなぁと思って
 魚味のものをいろいろ購入してしまっていたのだ(泣)

 セリューは、缶詰の場合小さいのひと缶でも、残してしまう。
 小さいのひと缶でも、半分量づつあげていた。

 この、ナチュラルチョイスのパウチも、
 食べてくれなかった事で、しばらくお蔵入りしていた。
 ふと、だぶだぶご飯に使えないかと、再度引っ張り出す。

 袋を開けずに、パウチの上からぐにぐにつぶす。
 ほどよく潰れたところで、器に入れてぬるま湯を足す。
 (この時は、通常薄め(笑))
 器を見たセリューは、
 「この器は、オイシイ味が入っている」
 と思ってくれているので
 器を持って移動しているときから、沿って歩き、かすかな声を出して催促(笑)。

 置いてみる。

 いつもと違う匂いに、私の顔を見ながら執拗に匂いを嗅いでいる。

 これ、飲んでくれたらいいんだけどなー…。

 ぺちょぺちょ。飲み出した。

 おお。やったではないか!!

 しかも、固形物だけ残しまで飲んでくれた。
 おおおー。リサイクルー(ちょっと、いや、だいぶ違う(笑))

 (固形物だけ残して、後は捨てることを考えると
 すごくもったいないんだけれど、カリカリで必要成分はとれているだろうし
 水分をとってくれる方が重要だと私は考えるので、とりあえずよしとします(爆))

 これで、お蔵入りのものも、利用できるぞーv

 ただ、薄めすぎには注意しなくては。マジで(爆)。