★セリュー日記 10月★

 


●2001年10月

・「いったー」

 私は、変なムチャを時たますることがある。
 血の気は多いし(最近はだいぶ少なくなったが)力が有り余っているせいかもしれない(笑)
 で、その日も、急いでいたこともあって、つい、フェンスを飛び越えたのだ。
 ごり。
 かかとの裏に、嫌な感触があった。
 「いってー☆!!」
 見てみると、コンクリートを作る時に中に入れる、鉄筋が5cm強飛び出していたのだ。
 それを、踏んでしまったらしい。
 体重も人様よりある上に、飛んだ後だからさらに重さが加わったと思われる。
 しかも、その日は、裸足にサンダルだ。
 幸い、鉄筋はサンダルを突き抜けなかったのだが(薄いけど、皮だったからかな)
 サンダルの裏には、見事に穴があいていた。
 …ってことは、5cm強の鉄筋は、サンダルをにょーっとのばし
 私のかかとに食い込んだことになる。ひー。
 痛いはずだ。
 その日は、なんだか、膝の方までいたいような気がしていた。
 とりあえず湿布をはって、明日の朝になって異常に腫れていたら
 医者へ行こうと思っていた。

 ベッドに入る。

 最近、夜は少し冷える。
 けむくじゃらのセリューは、まだ人間と一緒の布団に入ってこようとはしないが
 毛布や布団の上で寝ることが頻繁になってきた。

 『ああ、左足がじんじんするなぁー。結構痛いかも。』
 なんて思っていたら、上にずしっと重みが。更に、痛い。
 ひー。
 見ると、セリューがゴロゴロとのどを鳴らしながら足先の上に乗っていた。
 もっと、体の中心近くに本当は一緒に寝たいのかもしれない。
 彼ながらの遠慮なのかもしれない。でも、場所が悪い(泣)
 『いたたた…(泣)』
 痛い。でも、せっかく布団の上に乗ってきてくれたセリューをむげにできない。
 (猫バカだねぇー(爆))
 でも、痛い。とにかく、痛い。
 仕方がないので、じり、じり、と、左足を動かす。
 少しでも、セリューの重みが加わらないように。でも、セリューをそこから動かさないように。
 じり、じり…。
 まだ重い。でも、セリューは動いていない。ほっ。
 じり、じり…。
 まだちょっと重い。セリューがのびをする。いたたたたたたー(泣)
 痛さをこらえながら、じり、じり…。
 ああ、ここまでくれば、セリューの体重はかからない。
 ふうっとため息をついて寝ようとしたら、セリューがベッドから降りてしまった。
 …私の愛は何のためにーしくしくしく(泣)
 まあ、いいや。寝よ。




・「じゃじゃーん」

 セリューを購入してから、何度も問い合わせ、待ちに待った(?)血統書。
 先週の話では、今日、店に届いているはずだ。

 お店のおねーちゃんが、一人で、ひな鳥にぐいぐいエサを詰め込んでいた。
 「あのー」
 説明する。すると、まだ、届いていない。本店の方には来ているのですが。
 またかい。いーかげん、頭に来た。
 でも、私のムッとした表情をくみとったのか、あわてて
 「あ、あの、お近くですか?」
 「ああ? まぁ、近いけど?」
 「あの、それでしたら、お届けにまいります」
 本来であれば、そうしてもらうのが筋なのだが、こんなヤツに来てもらうのも、うざったいと思った。
 「いいよ。取りに来るから(`ヘ゜)凸」
 「ああ、申し訳ございません、入りましたら、必ずお電話しますので…」
 あたりまえだ。ムカムカしながら、帰った。
 帰って1時間ぐらいすると、店から電話。血統書が来たとのこと。
 しかたない。明日、取りに行こう。

 店に行くと、セリューを買った時の契約書の備考に、血統書をもらった等のサインをした。
 譲渡証とかも、もらった。交配は関係ないとは思うけど、ショーに出るには、これがいるのかな。
 そして、血統書をもらう。
 TCC 東京キャットクラブだ。ふーん。
 そして、セリューの名前は…?
 Zao−Maeda Garrick
 ざお−まえだ? 不思議な。
 そして、Garrick? ガリック? ガーリック? にんにく? にんにくぅ??
 本当のニンニクとは、つづりが違うけど、頭の中では、ニンニクがフレンチカンカンでぐるぐるしていた。
 早紀さんに、他のこともあって電話をしてこの話をしたら、大うけされていた。
 そして、「G」がつくことで、母猫が7回目(Gは、ABCDEFG…7番目だから)の出産で
 あることを教えてもらった。
 母猫が1994年生まれで、7回目というと、比較的良心的かもしれない。
 おかーちゃん猫は、Pa Dane Koyuki。おとーちゃん猫は、Jedidiah's Jacob。スゲー名前。
 おじーちゃんおばーちゃんになると、赤表記がされていた。グランドチャンピオンらしい。
 ここで、また親バカさく裂。
 ああーvv だから、セリューは、かわいくて美猫なのねぇーvvv
 …おいおい(笑)
 まあ、血統書って、おじーちゃんおばーちゃんになると、必ず赤が入るみたいだし(笑)
 でも、なんとなく、楽しい。待ったかいはあったかな?(笑)
 でも、病気については書かれていないんだよね。
 この猫は血統的に問題があるから交配させちゃいけません、とか。
 まあ、ショップとかでそーゆーの書いてあったら、売り物にならないから、はずすのかな。
 ま。いーや。とりあえず、おもしろかったし(笑)
 大事に、とっておこうっとv




・「ぼわ」

 冬毛に近づいてきたせいか、セリューの首回りの毛がぼわぼわしてきた。
 首輪についた鈴さえ、隠れてきている。
 これは、この間、ツィツァさんにお会いした時に仰られていたのだが
 長毛種は、首輪をすると、首の回りの毛がこすれてしまって…、と。
 ツィツァさんは、アレックス君という、素晴らしい美男子のメインクーンと暮らしている。
 そのアレックス君を譲り受けたブリーダーさんから、事細かに指導されたようなのだ。
 私も、ツイツァさんのその言葉が、頭のおくにひっかかっていた。
 首輪をしていないと、鈴の音が聞こえない。どこにいるか、わからない。
 しかも、もし、外に出てしまった時、野良猫と間違えられる危険性がある。
 野望と、いろんなものにまみれた首輪だったが、はずすことにした。
 うちの中にいさえすれば、私が呼べば、絶対に来る。
 でも、布団の中に入っていて、そのまま、とか、いろんな不安が、よぎる。
 しかし、当のセリューのことを考えると、やはり、長毛種だから首輪をしていない方がいいのかもしれない。
 まあ、夏になって、毛狩りをしたら、首輪を復活させればいいさ。とか思った。

 今以上に、外に出ないように気をつけなければいけない。
 どこぞでは、猫にチップを埋め込むっていう事を知った。
 鉛筆の先がぽきっと折れたようなサイズのものを、専用注射器で首の皮膚の下へ。
 その記事を読んだ時は、うひー(汗)とかなったが
 犬の登録制度はあっても、猫に対する制度は何もない日本。
 猫に、自分の名前と住所が言えるわけでもないから、いざ、というとき助かるかもしれない。
 副作用もないらしいし。
 折しも、猫の登録制度なんていう夢を見た後での記事。
 何か、関連があるのか…?なんて思ってみたり(笑)
 とりあえず、猫シールを作って、ポストに張っちゃおうかな(笑)
 その時、写真もとなりにつけようかなv
 でも、そこまでやったら、なんだか世間様に猫バカをおもいっきり示しているような気がする。
 とりあえず、猫マークだけにしておこうかな。
 そんでもって、すぐに扉を閉めてもうらうことも、書いておこうっと。
 結構、扉をあけっぱなしでしゃべる人が多いんだよね。
 夏なんか、蚊がぶんぶん入ってくる。
 宅急便なんかは、しかたないと思うけどさ。
 これから、首輪をしないあいだ、今までよりも、もっと
 気をつけなくちゃいけないなぁ。
 やっぱり、注意と猫シールは、必要かもしれない。




・「お手」

 前々から、少しずつ覚えさせている、「お手」(または、「ちょーだい」(笑)
 最近、これが完璧になってきた。
 自分が、何か欲しい物があると、膝に手をのせてくるようになった。
 でも、あまりにも欲しい時は両手でのしっと乗ってくる。
 これでは、いけない(笑)
 しかし、観察をしていると、猫母さんが来た時など、
 おずおずと、お手をしている。
 私の時は、のしっと乗ってくるのだ。
 む? これは、なめられているのか?
 仕方がないので、両手で乗ってきた時は、いったんおろしてから
 あげるようにした。

 お手をされて、困る時がある。
 私の食事中に、何を思ったのか、「ぽふ」と乗せてくるのだ。
 セリューは、これをすれば、自分にくれるものと思っている。
 せっかく、ワザを身につけたのと、私が猫に対して甘いのもあって、
 少しだけ、あげてしまう。

 その時は、カップラーメンだった。
 ラーメンではなく、きつねうどん。
 関西と関東と、味が違うって言うけど、どうなのかなーなんて思いながら
 ペリペリとフタをあけていた。

 ぽふ。
 膝に、手が乗る。
 「あの、あの、その、いいにおいの、ほしいんですけど…」
 セリューが、そんな目をして訴える。
 「げ。だって、これは、しょっぱいし…ああ、このダシの匂いが気になるのね」
 どど、どうしよう。
 しょっぱいものは、あげたくない。でも、セリューは、これが欲しくて欲しくて
 お手をしたのだ。

 猫バカだね。

 しかたないので、3cmぐらい、とって、側に置いてあったお水でちちっと洗って
 あげてみた。
 嬉しそうに、はうはうぴちぴちと食べている。
 でも、これ以上はあげられない。いくら洗ったといっても、しょっぱいもの。
 「これでおしまいよ。あと、ダメよ」
 私の言葉が通じたのか、少しでも食べれたので満足したのか、それとも不味かったのか。
 セリューは、ぺろぺろと身づくろいをし、どこかへ遊びに行った。
 これだけですんでよかったなぁと思いながら
 なんとなく、幸せになってしまう私だった。
 まあ、あの、おずおずとしたお手に逆らえる人は、なかなかいないかもしれない(笑)
 マジで、幸せになってしまうものー。猫好きなら(笑)




・「バリバリ」

 朝。それは、セリューの最も忙しい時間。
 あちらこちらと、飛びながら鳴く鳥を、網戸ごしにおいかけるのだ。

 ばよーん。ずべずべずべ。

 ある朝、すごい音に目を覚ました。
 何事かと飛び起きて、音の原因を調べに行く。
 寝ぼけた頭の焦点をあわせると、びっくりと、丸い目をした、セリューと目があった。
 「どーしたの。なにがあったの?」
 私が近寄ると、体を弓なりにさせ、しっぽをぴーんとふくらまし、
 横っ飛びししている。
 「なーに、やってんだか」
 もっと近寄ると、ずだだだだっっと、私の足元をすりぬけて、逃げていった。
 
 ふと、網戸を見ると、セリューの体重で引き連れ、やぶけた後がある。
 うわぁ。とびついて、おちたんだわー。
 しかも、あちこちに、爪の入ったであろう網が、よれ、穴を大きくしている。

 なーんてこったい。

 とりあえず、網戸は開かないように器具を取り付けたのと、
 落ちてしまわないようにガムテープでくっつけられている。
 でも、これからどんどんでかくなるセリューの体重に、いつまでもつことか…。
 窓の外の鳥たちは、セリューが出て来れないことを知っているかのように
 近くまで来て、鳴いている。
 やめてくれー(泣)
 あんまり、挑発していると、そのうち、捕まえてやるからなー。
 窓の外の鳥に向かって、叫ぶその姿は、他の人から見たら異様かもしれない(爆)

 ばりばりの網戸。しかたないなぁ。補修剤を買ってこよう。
 まあ、のっぴきならなくなったら
 自分で、張り替えるか。ふうー。(ため息)




・「こ、これは?!」

 セリューは、夜中、私が寝てから大暴れする。
 部屋中駈けまくり、朝起きてとんでもない光景をめにすること、数知れず(笑)
 その日も、眠い目をこすり、起きた。

 私は、近眼である。しかも、裸眼では0.1ない。
 起きてすぐや、仕事中はメガネをかけていることが多いが
 これは、コンタクトとメガネと、度を変えているから。
 コンタクトは、度を強く設定してある。
 逆に、メガネは、弱い。雨の日の夜間など、怖くて運転できない。見えなくて。
 (でも、運転しちゃうけど(爆))
 パソコンの画面を見る時は、メガネでないと、見えすぎて、ツライ。
 TPOで、使い分けしているのだ。

 朝起きた時は、メガネをかける。
 ふと、廊下に茶色い物が見えた。
 また、セリューが廊下に「ひとつウンチ」をこぼしたのかと、思った。
 たまーに、するんだよねー。一節だけ。トイレはキレイなのに。
 しょーがないなー、なんて思って、ティッシュを2.3枚とって、ブツの所へ向かった。
 夜のうちにしていたら、こびりついているかもしれないと思って、
 こすり取るようにすると、なんだか、手応えが違う。
 なんか、変だ。
 とった手をひっくり返してみてみると、うんちに手足がある。
 「ゲ!!」
 トカゲだった。小さいの。しっぽはない。
 しっぽを探したが、見つからなかった。
 もしかしたら、セリューが食べてしまったのかもしれない。ううう。
 本体だけが背中を上にして転がっていたのでぱっと見、ウンチに見えたのだ。
 そういえば、庭でトカゲを見たことがある。
 しっぽだけ欲しくて、捕まえたが、なかなかしっぽを離してくれなかった。
 そのうち、せつなの極みもらしを始めたので、逃がした。
 それよりは、少し大きかったが、もしかしたら、同じトカゲかもしれない。
 どこから、部屋の中に入ったんだろうと思いながらも
 庭に穴をあけ、埋めてあげた。合掌。




・「我が愛しの…」

 セリューは、いろんなもので、よく遊ぶ。
 ヒモも好きだし、私の靴下も大好きだ。
 市販の猫釣りなんかも、好きなのだけれども
 これが結構、壊してしまう。さきっちょについているものを、かみとってしまうのだ。
 寂しく糸だけがたれる釣り竿。
 これでは、つまらないな、と、猫が好きな物。羽を買ってきた。
 少し大きい生地屋などで、10本200円くらいで売っている。
 その時は、目立つ色がいいか、ということと
 私の好みの色、ピンクを買ってきた。すごく、きれいな色だ。

 その羽を、釣り竿に結びつける。
 カサカサと袋を開けている時から、なにげに落ち着かないセリューだったが
 私が、完成した竿を振ると、目の色をかえて、ヒゲをこれでもかと前に出してつっこんできた。
 ふわふわと踊る羽を、両手でジャンピングキャッチ!
 走り回らせる羽を、自分も走り回って、とびつく。
 いきおいあまって、壁に当たることも数回あったが、羽を捕らえた。
 はうはう。んちゃんちゃ。

 繰り返していくうちに、羽がセリューのよだれでべしょべしょになった。
 羽ではなく、ぬれた毛糸のようだ。
 仕方がないので、一旦洗って、水気をとる。
 その間も、セリューは私の手元から、目をはなさない。
 でも、乾くまで、まだしばらく時間がいるだろうなぁと思って、
 糸につけていない羽を、袋から取り出した。
 それを、空中から、ふわりふわりと、落とす。
 セリューは、もちろん飛びつき、はうはうと始める。
 口元からとって、また、空中から落としてやろうと手を伸ばすと

 ぼり。

 なにやら、羽が折れたような音。
 「あ、これ!」
 あわてて、セリューの口から羽を取り出そうとする。
 かろうじて、口の外に出ていた羽はとったが、
 口の中のをとろうとすると、ずばばっと逃げて、くちゃくちゃと食べてしまった。

 猫は、鳥を食べます。
 でも、羽だけなんだよーそれはー。
 しかも、ピンクに色がついているんだよー(泣)

 外にでれない猫でも、やはり、本能はあるはずだ。
 やわらかささみでは、ごまかしきれない本能があるのかもしれない。
 でも、鮮やかなピンクに色づけられた物は、どう考えても体にいいはずがない。
 こんど、無着色のものを、買ってこよう。
 …やわらかささみに、その無着色の羽をつけて、猫釣りにしたら、どうなるかな。
 セリューの理性がふっとぶかもしれない。

 今度、試してみよう(爆)




・「うっきゃぁぁぁぁぁ!!!!」

 それは、いつもの朝。
 眠い目をこすり、起きてみると、昨日、寝る前にあげていたご飯が、そのまま残っていた。
 おかしいぞ。
 セリューを呼ぶ。
 来ない。
 家中、セリューを呼んで探し回る。
 いない。
 いつもなら、私が呼ぶと、すっとんでくるのに。
 再び、呼んで探し回る。
 でも、来ない。
 なんだか、手が、足がガクガクしてきた。
 これは…もしや。

 昨日の夜、友人が来て、ベランダを開けたりしていた。
 そして、夜中、私が仕事をしている時、窓の外でコトコトと音がしていたことを思い出した。
 まさか、まさか、まさか!!!!

 震える足に力を入れて、急いで着替える。
 ふと、窓から外を見た。
 庭に、セリューがいる。

 うわぁぁぁぁぁ!!!

 玄関を飛び出し、セリューを抱きしめ、中に入る。
 友人が、ベランダを開けた時に、外に出てしまったのだ。
 ベランダは、2F。事務所も2F。
 事務所で、私が話している声を聞き、屋根づたいに、来ていたのだ。
 昨日、寝る前のご飯をあげる時、いつもなら飛んでくるのに、そういえば、来なかった。
 外で、コトコトと音がしているのを聞いたような気がする。
 セリューは、鳴かない。
 だから、わからなかったのだ。

 急いで、ケガの有無を探す。でも、毛皮に隠れてわからない。
 体中の匂いを嗅いだ。土臭い。でも、前のような嫌なよだれの匂いはしなかった。
 しっぽに、草の実がついている。

 セリューはというと、私の手を離れると
 トイレに行って、大小、用を足した。
 それから、ご飯をはぐはぐ食べだす。
 夕べ作ったご飯は、ペロッと食べてしまった。
 缶詰ご飯の、おかわりを作る。
 それも、ほとんど食べてしまう。

 ああ、もう、信じられない!!!
 私は、ベランダに出る時は、細心の注意を払う。
 朝早くにもかかわらず、友人に電話をして、怒鳴った。
 「何、考えてるんだよぉ!! セリューに、何かあったら、どうしてくれる?!」
 …でも、いってみれば、私の注意が足りなかったのかもしれない(泣)

 つい、2.3日前に洗ったはずなのに、また洗わなくては。
 ああ、もう、信じられない。
 ノミがついているかもしれない。
 うちのまわりは、野良達が闊歩している。
 ああ、もう、ケンカとかしていて、病気をうつされてたら、どうしよう(泣)
 この間、検査したばっかりなのに(泣)

 セリューは、けろっとして、いつものように、遊んでいる。
 外の楽しさを知ってしまったかもしれない。
 今日は、窓から鳥を追わないもの。
 いつもの、鳥に対しての欲求不満が、解消されたのかもしれない。

 でも、一晩中、外にいたのだ。
 家に入ろうとしても、扉はすべて閉じてあるもの。
 猫は、もちろん、外に出てても大丈夫な生き物だけれども
 …ああ、もう、信じられないーーーー!!!(泣)

 とりあえず、病院に電話して、去勢とチップの事を聞いてみよう。
 この間、TVで動物探偵の仕事を見たばかりだ。
 家の回りで、きっとうろうろしていたのだろう。
 見つかってよかった。
 よかったけど、よかったけど…
 やっぱり、信じらんないーーー(泣)


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